メンバー

教員

  • 文学研究科(共生文明論コース)教授。最近は、明治期以来の歴史教科書や東洋学者・石濵純太郎のコレクションを手がかりに、東アジアにおける自己・相互のイメージの変遷、「東洋史」や「世界史」という学問・教育分野の特質を考えています。これまで書いたものに、『グローバルヒストリーと帝国』(共著、大阪大学出版会、2013年)、『歴史学のフロンティア—地域から問い直す国民国家史観』(共著、同、2008年)、「『中国歴代帝后像』と南薫殿の図像」(武田佐知子編『交錯する知—衣装・信仰・女性』思文閣出版、2014年)等があります。

    [専門]
    東洋史、特に「モンゴル時代(13~14世紀)」の中国(元朝)の歴史、歴史教育
  • 去年『妖獣バニヤップの歴史-オーストラリア先住民と白人侵略者のあいだに』という本を出版しました。本を読み切った後輩から、しっかりした内容の本なので、もっとまじめに書くようにと叱られて、凹んでいます(嘘です)。18世紀から20世紀にかけての妖怪・精霊・未知の生物をめぐるオーストラリアの歴史をグローバルな枠組みで考えてみました。

    [専門]
    オーストラリア史、移民史、人種主義や白人性の歴史、女性史
  • 大阪大学歴史教育研究会代表、高大連携歴史教育研究会運営委員長、日本学術会議連携会員。主要著作:『中世大越国家の成立と変容』(大阪大学出版会、2011年)、Offshore Asia, Maritime Interactions in Eastern Asia before Steamships (Fujita Kayoko, Momoki Shiro and Anthony Reid eds., Singapore: Institute of Southeast Asian Studies, 2013)、『市民のための世界史』(共編著、大阪大学出版会、2014年)。

    [専門]
    ベトナム中・近世史、東南アジア・海域アジア史、歴史教育
  • 専門の研究は、敦煌文書(19世紀末に敦煌・莫高窟で発見)を用いたアシス地域の歴史研究です。最近では、河西回廊地域(中国・甘粛省西部)の城址遺跡や敦煌石窟(莫高窟・楡林窟など)の壁画調査にも取り組んでいます。教育面では、歴史教育以外にも日本語のアカデミック・ライティングの指導を担当しています。共著で『阪大生のためのアカデミック・ライティング入門』(2014年初版、http://hdl.handle.net/11094/54512)を出版し、大阪大学の新入生むけに配布しています。

    [専門]
    東洋史、内陸アジア史、敦煌学、学術的文章作成の指導と評価
  • 中央アジア地域から発掘されたモンゴル語・古代トルコ語古文書資料を、文献学的に解読した上で歴史資料として活用し、10〜14世紀の内陸アジア・中央ユーラシア世界史を実証的に解明することを目指しています。主要な研究成果として、『敦煌石窟多言語資料集成』(共編著、東京外国語大学アジア・アフリカ言語文化研究所、近刊)、"Mazar Tagh Harabesi’nden getirilen Eski Türkçe-Çince bir lügatçe"(Prof. Dr. Talât Tekin hatıra kitabı, Vol. 2, İstanbul, 2017)、「蒙元時代回鶻佛教徒和景教徒的網絡」(『馬可・波羅揚州絲綢之路』北京大學出版社、2016)、"A Turkic-Persian Decree of Timurid Mīrān Šāh of 800 AH/1398 CE"(共著、Orient 50、2015)、"Eski Uygur hukuk belgelerinde geçen borun ve borunluq üzerine"(Eski Türkçeden Çağdaş Uygurcaya, Konya, 2015)など。

    [専門]
    東洋史、モンゴル時代史、古代トルコ史、敦煌・トゥルファン文書研究
  • Gerold Krozewski is Professor of Global History at Osaka University, Japan. He is a historian of international and transnational relations with a special interest in European colonial empires in the nineteenth and twentieth century, especially in Africa. Previously, he taught in the History Department, University of Sheffield, England, and in the International History and Politics Section of the Graduate Institute of International Studies, Geneva, Switzerland. He has also worked as a Research Fellow at the University of the Free State (South Africa). His principal published research focused on the end of the British empire and Britain’s external economic relations, the role of colonies in the policies and doctrines of European nation-states, and Britain’s overseas aid relations. His publication outlets include Palgrave Macmillan (Money and the End of Empire. 2001), Routledge, and a range of academic journals, including the Economic History Review.

  • 文学研究科(共生文明論コース)助教。博士(文学・大阪大学)。歴史教育関係では、高大連携歴史教育研究会の事務局長をつとめる。主な論文に「鎌倉中期における日宋貿易の展開と幕府」(『史学雑誌』119編10号、2010年)、「日元貿易期の海商と鎌倉・室町幕府」(『ヒストリア』241号、2013年)、「鎌倉禅の形成過程とその背景」(『史林』97巻4号)などがある。この他、映画「もののけ姫」を用いた日本中世史の概説の執筆および教材の作成を行っている(参考:中村「もののけ姫」藤川隆男・後藤敦史編『アニメで読む世界史2』山川出版社、2014年に収載)。

    [専門]
    日本中世史、11~14世紀の東アジア海域史